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腸内細菌と言うもう一人の自分と「便微生物移植療法」

投稿日:2021年1月26日 更新日:

私たちが、「個性」といっていた「自分」というものの中に

もう一人の「自分」が付けくわえられました。

それが

「腸内の生態系」=腸内フローラ

            の個性です

 

私たちの腸の中にはたくさんの細菌が住みついていて、その数は

100兆オーバ。

 

また、人間が持っている遺伝子DNAの数は2万数千個と言われてますが、

腸内の細菌たちが持っている遺伝子DNAの総数は、その100倍にも

なることがわかってます。

 

人間が食べたのもをエサにして、お互い ときには

競い合い、助け合いながら生きる「生態系」を創っています。

 

この「生態系」のことを「腸内フローラ」とよびます。

この「フローラ」とは、ローマ神話の花と春と豊穣の女神です。

 

神話では、触れただけで、命が授かる魔法の花を持っているそうで。

 

個性豊かな細菌たちが、腸のなかで命の花をバラ撒いている。

そのような全体イメージを指すのが「腸内フローラ」というのでしょう

 

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最近の研究でわかってきたことで、今まででは、ヨーグルトの乳酸菌

でおなじみの善玉・悪玉菌で簡単に片付けていた、常識が変わろうと

しています。(製薬・医療界があし・かせになっている)

腸内細菌を「善玉菌」「悪玉菌」にわけること自体が間違ってる。

なぜかというと

 

仮に、重い病気を引き起こしている、菌A がいたとします。

 

その菌A の親戚にあたる 菌B が実は、その重い病気を防ぐ重要な

役割を持っていると言うことです。

 

つまり、悪玉菌と分類される菌たちの間でも、競い合って?いることに

なり、つまり、腸内フローラが正常であれば、すべてにおいてバランスが

取れている というです。

 

いわば、彼らは 私たち1人が人生を快調に生きていくために欠かせない、

最も重要なパートナーとして、自分の身体の中にいる「もう一人の自分」

という認識を持つことが必要ですね。

 

というのも実は、この腸に関して医学で解明されていない部分が

山ほどあり、ネット情報でも、かなりいい加減なことが、書かれている

のが現状で、個人的には、西洋医学ではなく、どちらかと言えば、

東洋医学の中医学、韓医学的なものの方が、内臓系には宇宙の法則が

必要なので、薬ではなく、自然を利用した治癒がいいのではないでしょうか。

 

腸内フーロラを大事にする

腸内フローラの健康のバロメータとなるものが1つ見つかっています。

「多様性」といって、腸内の細菌の種類が減ると「多様性の低下」と

いわれ、今深刻な病が世界を悩ましています。

 

「偽膜性大腸炎」は、腸内でクロストリジウム・ディフィシルという菌だけが

異常繁殖し、その他の菌が極端に少なくなる病気で、別名「クロストリジウム

ディフィシル感染症」と呼ばれ、症状は下痢・嘔吐・倦怠感など、悪化すると

日本では死に至ることもあるそうです。

 

日本には、まだ死亡の症例がありませんが、欧米では患者が急増しており

アメリカだけで毎年 50万人 死者だけでも 15000人を超えています。

 

実は、ディフィシル菌そのものは健康な人の腸内にもいて、一概に病原菌

とは、扱われなく、でもその1種類だけが異常増殖すると病気になって

しまいます。

 

この原因は抗生物質の使いすぎにあると言われています。

ディフィシル菌は抗生物質の「耐性菌」になりやすく、はかの菌は

抗生物質によって、勢力が衰えて減って行くので、耐性をもった

ディフィシル菌が増えるというメカニズムができます。

 

そうなってくると、さらに強い抗生物質を使うことにより、一時は

良くなるのですが、ディフィシル菌を完全に殺すことはできないため

(もはや、この時点でおろかな医療行為です)

再発を繰り返すケースが多発しているそうです。

 

こうなってしまった結果、治療が行き詰まって死亡者が増えました。

 

そこで新・治療法「便微生物移植」

便の微生物(腸内細菌)を移植するということで、

 

つまり

健康な人の大便を、内視鏡などを使って、患者の腸へ流し込む

方法です。

古くは1700年前に「黄色いスープ」が腸炎に使われた形跡があり、

糞便移植は1950年代から偽膜性大腸炎に散発的に使われてきた

この治療法は抗生物質が効かない重症な患者に対して 

92%にの成功率だという結果が出でいます。

 

アメリカ消化器病学会では、便微生物移植を「推奨します」としていて

最近になって、標準治療になりました。

『新治療』救いの主は母から・・・

 

日本は、この病気についての治療法は、ほとんどが、抗生物質を中止し、

水か輸液(塩水みたいなもの)での、治療で完治する。と書かれています。

 

このような方法で完治するのならば、米国で毎年 数万人の死者はでません。

中には国内でも、この「便微生物移植」をされる医療施設があるのですが

 

・慶応大学病院

・千葉大学医学部付属病院

・滋賀医科大学医学部付属病院消化器内科

・順天堂大学医学部消化器内科 

バイオトイレとは

 

2017年現在 保険は、適応外です。

提供できるのは家族限定です。配偶者・2親等以内の家族に限定。

 

費用は100万円程 慶応大学病院は研究目的としての実地であれば

         費用の負担もあるようです?

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 イモ類を食べるて窒素固定菌

上の動画の藤田紘一郎さんの紹介をします。

東京医科歯科大卒  別名 カイチュウ博士

 

東南アジアで熱中症予防にとスポーツドリンクをガブ飲み生活後

高血糖症になり、なんとかインスリン治療によって改善したが

元の食生活が、ラーメン、餃子、白米、チャーハン、白パン、

などの炭水化物が好物で、高血糖症が悪化。

 

その後、食生活をあらため、多忙で外食が多いが、研究室の近くに

一品料理を自分でチョイスできるお店を発見して、野菜中心の食事に

変えたところ、素早く血糖値が下がり、中性脂肪まで改善した。

現在のところ 国内では腸内細菌の第一人者です。

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