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和食は日本人にとって最強の地上食

投稿日:2017年3月24日 更新日:

五行陰陽 黒い食材セット ①のイラスト素材 [60736160] - PIXTA

 

「好けるものは薬にあつべし」

明から清の時代にかけて活躍した劇作家・李笠翁(李漁)の言葉です。

 

江戸時代からのロングセラーである『養生訓』に書かれているなかで

「好きなものは薬なのだから、好きなものを食べたらよい」

という言葉も、それに由来しているものだと思われます。

 

つまり「バランスのよい食事」とは、そのときどきで「おいしい」と

感じるものを「おいしい」と感じられるぶんだけ いただいていると

自然にその人にとっての理想的な食になっているということです。

 

育ってきた環境や体質、いまの生活スタイルなどは人それぞれで

じゅうにんといろの「バランスのよい食事」が存在することに

なります。

 

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ただ、氣をつけなくてはいけないのは「氣、感性のアンテナ」が、

正常にはたらいてるかどうか?・・ということです。

 

TVや雑誌などでの、健康情報や、長年の食生活、とくに子どもの

ころに口にいれた食べものの情報などが、「おいしい」という感性を

鈍らせてしまっている場合があるのです。

 

そこで、どんな場面でも対応できる「バランスのよい食事」の

判断基準を、2つ紹介します。

 

1. 歯の構成比率

 

人間が生まれながらに構成されている歯の種類をみると、理想の

食事バランスがわかるのです。

 

人間の歯は、つぎの3種類に別けられます。

関連画像

 

ο 犬歯・・肉食動物のように、肉や魚をかみきるための歯

 (4本) 肉や魚といった動物性タンパク質

 

ο 切歯・・草食動物のように、葉っぱなど植物を食べるための歯

 (8本) 野菜や海藻、果物

 

ο 臼歯・・臼のような形で、穀物や芋類、豆などをすりつぶす歯

 (20本) 穀類や芋類、豆類

 

比率にすると、4本(1) : 8本(2) : 20本(5)

= 動物性タンパク質 1 

  野菜・海藻・果物 

  穀物・芋類・豆類 5  

 

食べものの入り口にある「歯」に理想の食事バランスが示されて

いるには、とても興味深いですね。

 

2. まるごと食(一物全体)

 

「生物は命を維持するための絶妙の栄養バランスで存在している」

という定義からすると、それを ”そのままいただく” という

ことが理想の食事バランスになるのではないでしょうか。

一物全体 | マクロビオティッククッキングスクール リマ|マクロ ...

 

アメリカ政府がおこなった「食べものと健康」に関する調査

マクガバン・レポートでも 好評価だった日本食、

江戸元禄期いぜんの食事は、主食の穀物を全粒で食べ、小魚は

「皮ごと骨ごと頭ごと」 野菜も「葉ごと皮ごと根っこごと」

食していたことがわかっていて、江戸時代からすでに実証

されていたわけです。

 

1つの命をまるごといただいている という意識は、その生命に

対しての感謝につながり「ほかの生命に生かしてもらっている

のだから、無駄にはしてはいけない」という自分自身を大切にする

想いにつながるのではないでしょうか。

 

世界に誇る ”もったいない” という日本文化は 食 にも

表れていたんですね。

 

「自帰依自灯明、     法帰依法灯明」

(じきえじとうみょう)   (ほうきえほうとうみょう)

 

”自分を信じて、自分自身を灯りとしなさい・・それは、真理

(自然の摂理・宇宙の法則)を信じて、真理を灯りとする

ことと同じです”

 

ブッダが、亡くなる直前にのこしたといわれる言葉です。

 

「おいしいと感じるものは、からだに良い」 人+良=食

紹介させていただいた 1 と 2 の判断基準も、1つの目安

としながら、心と体の声に耳をかたむけたいものです。

 

いまでは黄色の大根

 

江戸幕府三代将軍 徳川家光公から、沢庵和尚に「なにか美味しいものが

食べたい」と依頼があり、家光公が沢庵和尚を招へいして建てた東海寺に

「こちらで食事をおつくりしますので、寺まで起こしください」と

家光公を招いた沢庵和尚でした。

 

ところが、いつまでたっても食事がでてきません。

 

さんざん、待たせた挙げ句、家光公が空腹にたまりかねた頃合いを

見はからって「香の物」と「湯漬け飯」をだしました。

 

特別なものではありません・・素食です・・しかし・・

 

「美味い!美味い!」      と全部 平らげてしまいました。

 

「この美味いものは なにじゃ」

 

「はい、それは禅寺に伝わる貯え漬けでございます」

 

「いや、こんな美味いものは貯え漬けではない・・以後 これを

”沢庵漬け”と名づけよ」

 

とこうして「沢庵漬け」は、生まれたのだそうです。

「沢庵和尚 」の画像検索結果

なぜこの話かというと、「おいしく食べる」という食事の基本に

品数は関係ない、ということがわかります。

 

前に書いたとおり、からだに良い食の目安が「おいしい」という

感性ではかれるのであれば、空腹が 食の感性をゆたかに

してくれるのではないでしょうか。

 

いぜん、厚労省が「1日 30品目 食べましょう」という

キャッチフレーズを打ちだしていました。

 

1985年 厚生省が作成した「健康づくりのための食生活指針」

に書かれていたものですが、最近ではほとんど見かけることが

なく、というのも、2000年にこの看板はおろされていました。

 

栄養のとりすぎによる病気が問題になっている今では

「足りないものをおぎなう」よりも「余計なものはとらない」

の方が大切になってきています。

 

昔から、「一汁一菜」という食事をしていたお坊さんが長寿で

健康だったことからもわかるように、シンプルな食生活こそが

ベストなのでしょう。

 

それでも品数は欲しいと思われるのであれば、こっそり

とっておきの方法をお教えします。

それは

「七味唐辛子」をかけてみてくだい。

あっという間に7品目ふえますよ。

           *お寺で調合されていました。

 

   関連画像                   

 

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