呼吸は表面意識と無意識をつなぐ
わたしたちの願いのもっとも先にあるのは、「願いが叶う幸せ感」
ではないでしょうか？
でも、この幸せな気持ちは、なにも願いを叶えなくても、意識すれば
身の回りに、いくらでもあります。
買い物にいってお気に入りの洋服を買えた時
大好きなものを食べているとき
子どもの寝顔をみているとき
意識して、呼吸をして生きていると感じることでさえ幸せを感じる
ことはできます。
なぜなら死んでしまうと、好きなものも食べられないし、好きな人に
抱きしめてもらうこともできませんので・・
こんなふうに、考えたらわたしたちの、日常、身の回りには
「幸せな気持ち」にさせてくれるものはたくさんあります。
でも、それをあまり感じられないのは、「足りていない」・・に
意識が向きすぎているからです。
「足りていない」という意識にフォーカスする習慣がついているから
「幸せな気持ち」というものはたまにしかやって来ないものだと
勘違いしてしまうのです。
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ということは、これを逆にしてみれば良いことに気づきませんか？
そうです、「幸せな気持ち」を習慣化すればいいのです。
そうすれば、しあわせ はいつでもやって来るものだと思える
ようになります。
もちろん、幸せを習慣化させても、足りないものに目がいくのは
ある程度しかたのないことで、人間は変化や進化しながら成長
していく生きものですから・・より良くなろうと思うからこそ
「足りていない」に目が向くわけです。
しかし、その時間が長ければ長いほど、不足感でこころが
いっぱいになって、不平不満だらけの毎日になってしまいます。
だからこそ１日の中で「幸せな気持ち」になる時間を１秒でも
ふやして これを習慣にすることが望ましいといえます。
「幸せな気持ち」を感じるということは、それだけ心も体も
リラックスしているということです。
そして リラックスしているときほど、あなたの持つ無意識の
力も最大限に働いてくれますし、あなたに必要な答えを、あなたの
無意識が教えてくれます。
では、その幸せを習慣にできるために、何から始めれば良いか
手っ取り早く実践できて、しかもお金も人でも道具もいらないもの・・
それは呼吸です。
呼吸は「表面意識」と「無意識」をつなぐ役割もあり、それは
わたしたちが「無意識」でも呼吸はしているし、「意識」して吐いたり
吸ったり とコントロールもできるからです。
ほかの、臓器や器官ではそれができません。
そして、わたしたちが無意識で呼吸しているときは、わずか500cc
しか、肺の中の空気の入れ替わりが行われていないそうで、
逆に意識して呼吸すると その５倍の2500ccほどの空気の
入れ替わりが行われているそうです。
さらに、落ちつけるためにやる深呼吸は、意識を呼吸することに
だけ向けていないとできません。
そのために、意識して呼吸してもできない「鼻詰まり」はイライラが
おこるのです。
本来、イライラは何にせよ、おこる原因はわたしたちの力が発揮できて
いないからで、精神的なプレッシャーやストレスがなく、リラックス
できているときは、じつは鼻が詰まるという症状はでてこないのです。
コツはゆっくりと吐く息に「集中」することです。
ゆっくりと吐くことで心拍数が下がって、からだ全体の力が
抜けていきます。
では、この呼吸を意識的に行いながら、リラックスした状態で日々の
不安やストレスから解放されて、幸せな気持ちを継続させるための
方法を紹介いたします。
１ 不安や悩みのストレスで頭がいっぱいになってきたときは、
右左どちらでも良いので手のひらを頭の上に置いて、眼をつむり
まず、呼吸に意識を向けてそして、自分の頭を手のひらで撫でて
ください。
そのときに「よしよし、よしよし」と褒めてあげることです。
２ つぎに、眼はつむったままで、今度は両手で「みぞおち」から
丹田あたり（おヘソの７センチ下）まで「よしよし、よしよし」
と撫でながら、とくに「吐く」に意識して深呼吸をしてください。
３ 最後に自分に「ありがとう」といい、胸をポン！と軽いて
OPEN YOUR EYES
これだけです・・・最後の「ありがとう」はあなたではあるのですが
あなたではない 寝ていても無意識動いてくれている「潜在意識」に
対しての感謝です。
これが本当に重要なことと理解する必要があるのです。
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