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オリオン座/うさぎ座の探し方とギリシャ神話

投稿日:2018年10月10日 更新日:

 

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オリオン座・ウザギ座

オリオン座は冬を代表する星座です。

 

1月の宵、南の空で2個の一等星、オレンジ色のペテルギウス

・青白色のリゲルと2個の2等星が長方形を形作り、その中央に

3個の2等星がほぼ同じ間隔で一列にならぶ形が目をひき

比較的見つけやすい星座ですね。

 

ここがオリオンの身体にあたり、右手にこん棒をもち、左手で

獲物の皮を盾のようにかざす姿になっています。

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ちなみにペテルギウスとは「巨人の脇の下」という意味です。

 

足元には小さいながらわかりやすい形のうさぎ座があります。

 

解説

オリオン座は、紀元前1400年ごろのアッシリアでは、狩り人座

として、すでに知られていました。

農業の神タンムーズの姿と考えられてたこともありました。

紀元前850年ころのギリシャの詩人ホメロスの詩の中には、

1個の星 2星団、3星団のなまえが出てきますが、オリオン座は

その中のひとつです。

トレミーの48星座の1つでもあります。

うさぎ座は、紀元前300年ころのギリシャではすでに誕生していた

星座で、これもトレミーの48星団のひとつです。

 

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オリオン座・うさぎ座が見える時期

 9月下旬・・・・5時

10月下旬・・・・3時

11月下旬・・・・1時

12月下旬・・・・23時

 1月下旬・・・・21時

 2月下旬・・・・19時

 3月下旬・・・・17時

だいたい一ヶ月で2時間刻みですね。

 

このほかの月でも見えないことはないのですが、

時間的に短いですので、9月~4月までと認識していれば

良いですね。

 

オリオン座ものがたり

オリオンは海神ポセイドンの息子で、背が高く美しい男性ですが、

少し乱暴なところもありました。

 

このオリオンが、キオス島の王女メローペに恋をし、彼女を妻に

したいと王国に申し出し、そして、毎日毎日、狩でえた獲物を彼女

のもとへ、届けていました。

 

でも、王女も王国も乱暴なところがあるオリオンをあまり好ましく

思っていませんでした。

そこで、王は

 

「鳥を荒らしている野獣たちを一掃してくれるのなら、

               王女との結婚を認めよう」

とオリオンに返事をし、もちろんそのようなことは不可能だと

思っていたからです。

 

しかし、オリオンは王の予想に反して見ごとにそれをやり遂げしまい、

そこで、王は何とか口実をつくってが結婚を伸ばし続けました。

 

オリオンは不服ながら、それでも王の許しを待っていましたが、

ある晩、酒を呑んだ勢いで、王女を無理やり自分のものにして

しまったのでした。

 

当然、王は激怒し、ディオニュソス神(葡萄酒の神)の助けをかりて

オリオンをすっかり酔わせると、眠っているあいだにオリオンの

両眼をえぐり取り、彼を浜辺に放り出してしまったのです。

「ディオニュソス神」の画像検索結果

 

盲目になったオリオンは諸国をさまよい、レムノス島で、鍛冶の神

ヘーパイストスに出会い、その神は足が不自由なことから

眼が見えないオリオンを気の毒に思って・・

 

「太陽の神ヘリオスの館へいきなさい・・ヘリオス神の輝きを

その眼にうければ再び、視力をとりもどすことができるだろう」

 

と教え、道案内にひとりの巨人をオリオンにつけてくれました。

「オリオン 神話」の画像検索結果

言葉どうり、オリオンはヘリオス神の力で、再び視力を取り戻す

ことができました。

 

その後、オリオンはクレタ島へ渡り、狩をして暮らしていました。

やがて、その狩の腕が、月と狩の神アルミテスの目にとまり

しばしば、女神アルミテスのお供をするようになりました。

 

そして、いつしか恋人同士のように、いつもいっしょに狩をする

光景がみられるようになり・・・そのうち

 

「アルミテスはオリオンと結婚するのではないか」

と、そんな噂もたつようになったのです。

 

しかし、女神アルミテスは生涯独身を貫く使命を与えられていて

兄であるアポロン神はアルミテスが自分の使命を忘れるのでは

ないかと心配して妹を問いただしましたが・・

 

「お兄さまはそのような噂を信じていらっしゃいますの?」

 

と、アルミテスは笑って相手にもしませでした。

 

ある日、兄アポロン神は、はるか沖合の海を歩いている

オリオンを見かけました。

 

オリオンは父であるポセイドンから、海のうえを歩く力を

授かっていたのでした。

 

アポロン神は、オリオンに気づかれないようにオリオンの頭を

光輝くようにして、何くわぬ顔でアルミテスのもとを訪れると

オリオンの頭が見える海岸へ妹を連れ出し

 

「アルミテス・・おまえは、狩の女神などといわれて、頻繁に

遊んでいるようだが、いくら おまえでも、ほら、海の中の

あんなに遠くに小さな光を射抜くことはできないだろう」

 

と、挑発しました。

 

怒ったアルミテスは、それが兄アポロン神のくわだてとも

知らず、全力で弓を引き、その光を射抜いてしまいました。

 

やがて、女神アルミテスは自分の矢で頭を射抜かれたオリオンを

亡骸が浜辺に打ち上げられたことを知り、悲しんだアルミテスは

父ゼウスに頼んで、恋人オリオンを星座にしてもらいました。

「アルミテス オリオン」の画像検索結果

 

 

そして、彼女が月の馬車で夜空を走るとき、いつもいつも会える

ようにしてもらったと伝えられています。

「アルテミス 月 馬車」の画像検索結果

 

また、オリオンの足元でうずくまる うさぎ座はオリオンの

獲物の姿だともいい伝えられています。

 

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