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スピリチュアル 伝説

山羊座/水瓶座の見つけ方とギリシャ神話

投稿日:2017年3月7日 更新日:

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水瓶座・山羊座

射手座の明るい天の川の東に小さな星々が大きな逆三角形に

連なっているところがやぎ座です。

 

山羊座は山羊と魚が合体した姿です。

 

それと、男性が瓶をもっている右手首を中心に

4個の星が三ツ矢の形にならんでいるのが目につくでしょう。

 

これが水瓶座の目印です。

 

男性が瓶をもってる姿が水瓶座で、三ツ矢から南の空にポツンと

輝く1等星フォーマルハウト(みなみのうお座)まで、点々と輝く

星をたどることができます。

「フォーマルハウト」の画像検索結果

 

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星座図の向きに見える時期

 6月中旬・・・・・5時

 7月中旬・・・・・3時

 8月中旬・・・・・1時

 9月中旬・・・・23時

10月中旬・・・・21時

11月中旬・・・・19時

 

解説

水瓶座はシュメール時代につくられた、最も古い星座の1つです。

 

水瓶座の周りには、山羊座、魚座、南の魚座、クジラ座など、水に

関係した星座たちが集合しています。

 

これはちょうど太陽がこのあたりを通るころ、メソポタミア地方が

雨季だったためだと考えられます。

 

トレミーの48星団の1つで、黄道12星座の1つでもあります。

 

山羊座ものがたり

山の神パーン

「山の神パーン」の画像検索結果

山野の神、羊飼いの守り神パーンは伝令神ヘルメスの息子です。

 

上半身が人間で、下半身が山羊の姿で、頭には山羊の角をもち、

顔はひげだらけでしたから、見た目は不気味でした。

 

しかし、とても陽気で踊りが大好きな森の妖精達といつも

戯れていました。

 

このパーン神が、ラドーン川の神の娘シュリンクスに恋を

いだき、ある日 偶然 野原で恋い焦がれたシュリンクスを

見つけたパーン神は想いを伝えようと彼女に駆け寄りました。

 

しかし、不気味な姿の怪人が自分に向かって走ってくるのを

見たシュリンクスは、恐れをなして一目散に逃げ出しましたが

逃げても逃げても、パーン神は追いかけてきます。

 

そして、とうとう ラドーン川の川岸に追い詰められた

シュリンクスはこう 叫びました。

bring in the past with the postcards you sent for me...♡♡♡

 

「お父さま、助けてください!」

そう叫ぶと、シュリンクスの姿は幻のように消えていき、

彼女がさっきまで立っていた場所には、見慣れない葦(よし)

が風に揺れていました。

 

ラドーン川の神がシュリンクスを葦(よし)に変えたのです。

 

シュリンクスの思い出にとパーン神はその葦を折って、笛を

つくり、そして片時も放さず持ち歩き、しばしば 彼女を想って

笛を吹いたといいます。

「山の神パーン」の画像検索結果

 

このパーン神が、ある日 ナイル川のほとりで開かれた宴会に

参加しました。

 

もちろん、パーン神もシュリンクスの笛を吹いて神々を楽しませて

いましたが、そのとき 突然 怪物テュフォンが乱入してきて、

神々は先を争って逃げ出しました。

 

パーン神はナイル川に飛び込み、魚に変身して逃げようとした

のですが、あまりにも 慌てていたので、下半身は魚になった

ものの、上半身が山羊という妙な姿になってしまいました。

「アマルティア 神話」の画像検索結果

 

この姿がおもしろいと神々は大喜びで、その記念にその姿を

星座に加えました。

 

これが、山羊座だといいます。

 

ゼウスの乳母 アマルティア

「アマルティア ゼウス」の画像検索結果

 

 

 

また、山羊座は神々の王ゼウスの乳母で、山羊の妖精の

アマルティアだともいわれています。

 

自分のこどもに殺されると予言されたとき、クロノス神は

生まれた子どもをつぎつぎに飲み込んでしまいました。

 

悲しんだ、妃のレイア女神は末っ子のゼウス神が生まれると

クロノス神には産着でくるんだ石をわたし、ゼウス神を

アマルティアに預け養育してもらいました。

 

やがて、ゼウス神が世界を支配するようになってから、彼

ゼウス神は感謝を込めてアマルティアの姿をきらめく星々の

あいだに置いたのだそうです。

 

 

水瓶座ものがたり

トロイの王子 ガニメーデス

「水瓶座」の画像検索結果

 

神々の住むオリンポスの宮殿では、食事のとき、神の食べもの

アンブロシアを皿に盛りわけ、神々の杯にネクタル酒を注いで

まわるのは、ゼウス神と妃ヘーラ女神の娘でしたが、本来は

青春の女神ヘーベの役目でした。

「女神ヘーベ」の画像検索結果

しかし、ヘーベ女神は、ゼウス神の息子ヘラクレスの妻となった

ため、その役を離れることとなり、代りに誰を任命したら良いか

頭を抱えていました。

 

なにしろ、ヘーベ女神は、その全体が輝くほどに美しく、そのため

神々は一段とおいしく食事を楽しむことができたからです。

 

そんなある日、天上から下界を眺めていたゼウス神は、トロイの

王子ガニメーデスが、羊を追ってる姿をみつけて、その光景を

ひと目で気に入ったゼウス神は、鷹に姿を変え、ガニメーデスを

掴んでオリンポスまで連れてきてしまいました。

「ガニメーデス」の画像検索結果

 

宮殿に着くと、ゼウス神はその正体をあらわし

 

「怖がることはない・・わたしは神々の王ゼウスだ・・

 おまえは、これから神々の杯にネクタル酒を注ぐ役目を

       つとめるのだ・・そのかわりに

       おまえに永遠の若さと美しさを与えよう」

と告げたのでした。

 

「水瓶座」の画像検索結果

ガニメーデスは身に余る光栄でしたが、ただひとつ心配なのが

自分がいなくなったことを両親がどんなに嘆き悲しんでいるか?

ということでした。

 

それを知ったゼウス神は、トロイの王国夫妻のもとへ

伝令神ヘルメスを送り、ことのしだいを告げさせ、たくさんの

宝ものを与えました。

 

そして、そのうえで、息子を失った悲しみを和らげようと、

ガニメーデスの姿を星座にしました。

 

こうしたできたのが、水瓶座です。

 

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