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天秤座/蠍(さそり)座の見つけかたとギリシャ神話

投稿日:2017年3月15日 更新日:

てんびん座

 

天秤座・さそり座をさがす

さそり座は夏の代表的な星座です。

 

南の地平線近く、赤く輝く1等星アンタレスを中心に、星々が

Sの字形に連なり、たいへん分かりやすい姿をしています。

 

さそり座の頭のうえ西側、6個の星がそれぞれ、逆の字型に

連なっているのが、天秤座です。

「天秤座・さそり座」の画像検索結果

 

星座図の向きに見える時期

★  3月上旬・・・・・5時

★  4月上旬・・・・・3時

★  5月上旬・・・・・1時

★  6月上旬・・・・23時

★  7月中旬・・・・21時

★  8月中旬・・・・19時

 

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解説

天秤座は黄道12星座の1つです。

 

ローマ時代のユリウス・カサエルのころに誕生した星座で、

それ以前は、さそり座の一部でした。

 

さそり座は、古くから存在する星座で、シュメール時代に誕生

した星座の1つで、黄道12星座の1つでもあります。

 

1等星のアンタレスの真っ赤な色は昔から注目を集め、

アンタレスとは 赤い色の惑星 =「火星に対抗するもの」

の意味をもち、中国では、「大火」 日本では、「酒酔い星」

など呼ばれていたそうです。

 

天秤座ものがたり

正義と悪をジャッジする女神

「女神アストレイア」の画像検索結果

ローマ神話によると、正義の女神アストレイアのもつ天秤の

形で、彼女は死者の魂をこの天秤ではかり、悪い者は地獄に

送られたといいます。

 

ところで、人類には5つの時代があったとされます。

最初の黄金時代、人間は宇宙にあるエネルギーから

生まれたとされます。

 

神々と人間は大地の上でいっしょに暮らし、神々が喧嘩を

したときには、人間が仲裁をし、幼い神は人間が育てることも

あっそうです。

 

世界のすみずみまでが平和に満ち、アストレイア女神の天秤は

いつも正義に傾いていたのでしたが、やがて、黄金時代の人々が

死に絶えると、こんどは、神が遺伝子を換えて人間をつくりました。

 

これが、銀の時代といわれ、創った神の性格がうつしだされ

この時代の人々は争いが好きで、強い者が弱い者をイジメていたので

神々はこの人間に愛想をつかして オリンポスへと去っていきました。

それでも人間は、人殺しだけは決して行なわなかったので、

アストレイア女神だけは人間を見捨てず 地上にとどまって、人間を

正義にみちびこうと努力しましたが、やがて、彼らは ゼウス神に

滅ぼされ 銀の時代は終わりを告げました。

 

つぎの時代の人々は「とねりこ」ユグドラシルの木々から生まれ

落ちたとされ、これが銅の時代です。

 

人々は戦争をはじめ、親子兄弟さえも殺しあうようになり、そして

彼らは、死に絶えてしまいました。

 

つづく 英雄時代 相変わらず悪がはびこってはいたものの

神々を父とし人間を葉はとした正義の英雄たちがあらわれて、

アストレイア女神も少し気をとりなおしました。

 

しかし、鉄の時代になると、人々は堕落し、残忍で嘘をつき

好戦的で、さすがのアストレイア女神もとうとう、ついに

天 高く去って星座になってしまったと伝わります。

 

ギリシャ神話|星座の神話:天秤座:最後まで人間を信じたアストライアー

オリオンを刺したサソリ

「さそり座 オリオン」の画像検索結果

オリオンは海の神ポセイドンの息子です。

 

なぜか、オリオンについては、数多くの伝説が残っていて

人気があったのか、何かなのでしょうか。

 

オリオンは、巨人のように背が高く、美しい男性で、とても

腕のたつ狩り人でした。

 

ある日 仲間たちと 散々 酒を呑んで酔っぱらい、みななに

おだてられ、上機嫌になったオリオンは、つい

 

「天下にこの俺ほど腕のいい猟師はいないさ・・・いくら逃げ足の

速い鹿でも俺にかかったら亀みたいなものだ・・熊やライオンも

        怖くない・・俺から見たら赤ん坊のようなのもだ」

と、自慢しました。

 

それを聞いていた神々は、思い上がったオリオンに激しく怒って

とくに、大地の女神ガイアは・・

 

毎日、獲物が捕れるのは、わたしが与えているからだ

        それなのに、何という思い上がりだ」

と、1匹のサソリを呼んで毒針で刺すよう、命令しました。

 

サソリは密かにオリオンに忍びよると、その猛毒の針を突き刺し、

さすがのオリオンもサソリの毒にはかないません、ばったり倒れると

息絶えてしまいました。

 

この手柄のさまを、女神ガイアはサソリを星座にし、オリオンも星座と

なりましたが、さそり座が空に昇ってくると、オリオン座は地平線の

下へ隠れ、さそり座が空から姿を消さないとオリオン座は空には

現れません。

 

それにはこのような いきさつがあるからだといわれています。

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