老け顔の原因AGEとは?
AGE(終末糖化産物)という物質で、老化の原因の1要素です。
どういうものかというと、
加熱したタンパク質と糖が合わさってできた、物質でこんがりと
きつね色に焼けたところに発生します。
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加熱すればするほど多く発生するそうで、揚げ物や炒め物は油が
170℃~200℃、オーブン焼きは200℃~240℃と高いので
AGEが大量に発生します。
とくに動物性タンパクの方の焦げに多く含まれていると報告があります。
強い毒性を持っているため、お肌のシミやシワだけでは無く、心筋梗塞
脳梗塞、目に蓄積すると、白内障などの症状がでて、外見の美容だけ
ではなく、健康にも影響をあたえる物質です。
老化が進む、避けたい食べ物
1 トンカツ・唐揚げ
高温調理のトンカツや唐揚げは、AGE値が高くなり、鶏肉を水炊きに
した場合には、AGE値は960位ですが、唐揚げにしたら9740位と
約10倍になってしまうのです。
2 フライドポテト
これは、ファーストフードで食べることが多いと思いますが、
フライドポテトは悪玉コレストロールを増加させる、心臓の病気を
引き起こしやすい といわれる、トランス脂肪酸が多い油で揚げている
ため、高いAGE値にくわえて身体に悪影響をあたえる可能性があります。
3 ポテトチップス
高カロリー・高AGE値のポテトチップスは、よく「百害あって一利なし」
といわれているとおり、ナガラおやつのときも、TVを観ていてもついつい
無意識のうちに完食ということが、「百害あって一利なし」の要因ですね。
4 ワッフル・パンケーキ
ワッフルやパンケーキのAGE値は高く、高温調理にくわえ、バターまたは
マーガリンなどの脂質を多く含みます。
5 ベーコン・ステーキ
朝食にでてくるベーコンハムエッグ 美味しいですよね?
しかし このベーコンがもっともAGE値が高かったのです。
その値は、なんと91580で、牛ステーキのAGE値が
10060位なので、約9倍!
老化拒否の わたしには、もう食べられません。
できれば、茹でる・煮る・蒸す・生
本来の伝統和食でも、高温調理する、メニューは少なく、サンマの
塩焼きなどはありますが、AGEを効果的に抑えるのはやはり、
焼き魚よりも、煮付けだったり、焼き餃子よりも水餃子、
焼き鳥よりも水炊きの方が、AGEはかなり少なくなりますが
このあたりの定番メニューはなかなか捨てがたいものも
ありますね。
しかし これを知っていて食べるのと知らないで食べるとでは
将来の老化に、雲泥の差がでてくると思いますよ。
野菜から食べる
野菜から先に食べると、血糖値の上昇をおさえ、AGEが溜まりにくく
なります。
さらに、野菜を先に摂ることによって、腸内環境も良くなります。
『老けたくなけれればファーストフードと食べるな』~より
年をとったら、皮膚がたるんだり、血管がボロボロになったり、
視力が衰えたりするのですが、それは自然にそうなるのではなく
身体の中で何らかの変化をおこしたからです。
つまり老化のきっかけとなる物質があり、その物質として最近
注目されはじめたのが、老化物質AGE(終末糖化産物)の存在です。
そしていろいろ調べていくと、こうした老化現象はこの「AGE」で
説明できそうだということが最近の医学でわかってきました。
老化の原因物質が発見されたからには、それを取り除いたり
減らしたりすれば老化を防ぐ方法も発見できるはずです。
人類の長い間の夢だった「不老不死」の入り口に、ようやくほんの
少しだけ近づいたといえるでしょう。
読んでいただきありがとうございました。
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